問題解決療法(PST)ワークショップ

(本ワークショップは好評のうちに終了いたしました。)

◆ご挨拶:
問題解決療法は、数多くある心理療法の中でも認知行動療法の一つに分類される介入方法です。

SOLVEプロジェクトでは、欧米での問題解決療法を基本としながらも、日本人の患者の特性を考慮して日本人のがん患者やうつ病患者への適応を念頭においた問題解決療法プログラムを開発しました。
このプログラムは、がん患者やうつ病患者だけでなくその家族や医療の様々な場面に応用できる可能性があります。

このプログラムをお一人でも多くの方にお伝えするべく、2010年末から開始した「問題解決療法ワークショップ」も7年目を迎え、その間に講師の私たちも数多くの経験を積ませていただき、数多くの事例を扱ってくることができました。

個々の事例で異なる対応はあるものの、やはり根幹の部分でのこの手法によるアプローチ方法の有効性や効果性を実感する場面が多々あります。
今までの経験を活かし、さらにこの手法を皆様ご自身のものとしていただくため、昨年より、より実践的に、より現場に即した形でお伝えできるよう、内容をリニューアルしたワークショップをお届けしております。その、昨年好評をいただきましたワークショップの開催が、今年も決定いたしました。今年もさらに工夫を凝らしたプログラムとなっております。

初日の基礎編では、問題解決療法の基礎をお伝えします。誰もが取り組みやすい ように、問題解決療法のシートを使って、その記入方法や認知・行動につなげるため のコツをお伝えしていきます。

それを持ち帰って取り組んでいただいた上で、1週間後の実践編にご参加いただ きます。やってみると、思わぬ壁にぶつかったり、分かっていると思っていたことが 「あれ?」と分からなくなったりします。それらを踏まえて、改めて実際にどう問題を 扱っていくか、の実践的な解説を行っていきます。

つまり、ご自身で問題解決療法の流れを実際に体験しながら、どうご自身の現場 で導入できるのか、どう実践していくのか、進める際にどこがポイントか、等、 講師のサポートや助言を得ながら落し込んでいただく機会となっております。 。

皆様が実践し、さらに患者さんに、そしてご自身のストレス軽減のために、この手法を活用いただければ幸いです。

この機会にぜひお誘いあわせの上、ご参加くださいませ。


◆日 時:
<基礎編> 東京開催 7月09日(日)13:30〜17:30

<実践編> 東京開催 7月16日(日)13:30〜17:30

◆会 場:
<東京開催>東京23区内
◆定 員:
16名
◆対象者:
医療従事者・心理学関係の専門家・カウンセラー・がん患者に関わる方
◆受講料:
32,400円(税込)

※ 基礎編+実践編を合計した金額です。

※ 基礎編のみ、実践編のみをご希望の方は事前にご相談くださいませ。

※ 今までにご参加されたことのある方は、25,920円(税込)となります。

◆講 師:
平井 啓  (大阪大学コミュニケーションデザイン・センター)

本岡 寛子 (近畿大学総合社会学部)
◆概 要:
問題解決療法(Problem-solving Therapy:PST)は、うつ病、不安障害など様々な障害に対して用いられる認知行動療法の一つです。

SOLVEプロジェクトでは、欧米での問題解決療法を基本としながらも、日本人の患者の特性を考慮して日本人のがん患者やうつ病患者への適応を念頭においた問題解決療法プログラムを開発しました。
このプログラムは、がん患者やうつ病患者だけでなくその家族や医療の様々な場面に応用できる可能性があります。

今回のワークショップでは、私たちのグループで行っている問題解決療法プログラムをご紹介します。そして、実際の臨床現場での事例検討のグループワークを行いながら、実施時に特に難しいとされるポイントについて、うまくいくための「コツ」を学んでいただける場としたいと考えています。

このワークショップの目標は、
  1)問題解決療法の理論的背景を理解できる;
  2)復職支援(うつ病)・がん医療での問題解決療法の実践を
    理解する;
  3)問題の定式化とSMARTな目標設定のやり方を理解する
  4)問題解決療法の導入・実践・問題解決、の流れを体験する
の4つです。
◆内 容:
<基礎編>
(1)問題解決療法とは?理論編
(2)問題解決療法の実施方法の習得
(3)「問題」の考え方、取扱い方
(4)質疑応答
<実践編>
(1)問題解決療法導入のコツとポイント
(2)問題解問題解決に至る認知→行動のフィードバック
(3)実践を踏まえた事例検討
(4)質疑応答
◆お勧め:
 § 問題解決療法について深く知りたい
 § 問題解決療法を実践するコツを知りたい
 § 患者さんに対する対応の幅を拡げたい
 § 医療現場で患者さんの精神的なサポートを行っていきたい
 § 緩和ケアに関わっている方    等
◆お申込:

(本ワークショップは好評のうちに終了いたしました。)

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