医療心理学・行動医学に関するネットワーク

GRAPPO

GRAPPO<Group for the ReseArch of Psychological medicine, Palliative medicine & psycho-Oncology>は、大阪大学を起点として、サイコオンコロジー、緩和医療、移植医療の領域を中心として医療心理学の研究を行う研究グループです。GRAPPOの由来は、北イタリア地方で「ブドウの房」を意味する“grappolo”という言葉からきています。ブドウの一粒一粒が丸く完結していて独立しているけれど、集まることで一房のブドウになるようにチームの力を発揮しながら研究を進めていっています。

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キーワード

医療心理学 健康心理学 行動科学 ヘルスコミュニケーション 心身医学 精神医学 行動医学 サイコオンコロジー 緩和医療学 補完代替医療(CAM) 臨床死生学 緩和ケア 終末期医療 移植医療 がん患者 OQL 心理的適応 ストレス コーピング セルフ・エフィカシー 抑うつ 不安 ソーシャルサポート 意思決定 行動変容 Trans-theoretical Model (TTM) 家族関係 身体活動 コミュニケーション 死生観 配偶者 遺

主な研究プロジェクト

<肺がん患者の身体活動と心理的適応に関する研究>

近年、がん患者の心理的適応に注目する必要性が指摘されており、その関連要因として身体活動があげられています。本研究では、肺がん患者を対象として、身体活動と心理的適応との関連を検討することを目的としています。

<がん患者の補完代替医療に関する研究>

より高いQOLを目指したがん医療の一貫として、補完代替医療(CAM)が着目されてきています。本研究では、がん患者のCAM受療に関して、受療に至る患者の意思決定過程を検討することを目的としています。

<がん患者の心配・問題解決療法に関する研究>

海外においてがん患者に対する問題解決療法の有効性が示されています。本研究では乳がん患者を対象として問題解決療法を用いた介入をおこなうことで、その有効性を検討することを目的としています。

<乳がん患者のQOLに関する研究>

乳がんは、患者の女性性に影響を与えること、経過が長期にわたることなど、他のがん種とは異なる特徴があります。本研究では術前から術後にかけて、患者の心理状態の経時的な変化とその関連要因について検討することを目的としています。

<乳がん患者と子どもとの関わりに関する研究>

多 くの乳がん患者は病状説明を含む子どもへの対応に苦慮することが報告されており、そのストレスの軽減の重要性が指摘されています。本研究では2006年度の 研究において作成された病状説明の支援のための冊子の活用の可能性や乳がん患者が抱える子どもに関連するストレスの特徴について検討すること を目的としています。

<ホスピス緩和ケア利用遺族に関する研究>

ホ スピス緩和ケアが普及してきた近年、ケアの質の向上を目指すにあたって、遺族の視点からの評価は非常に重要です。本研究ではホスピス緩和ケアについて、 治療中断・ホスピス緩和ケアへの移行に際する意思決定、在宅ケアへの移行に際する意思決定、医療者からの余命告知、という3つのテーマから検討することを 目的としています。

<膵・膵島移植患者のQOL評価に関する研究>

膵・膵島移植は移植前後ともに患者にさまざまな負担をともないます。本研究では移植を受けた患者を対象として、QOLを検討することを目的としています。

このほかにも、様々な研究プロトコルを計画・実施しています。
ご関心のある先生は毎年開催しておりますGRAPPO研究会にお越しになられるか、連絡先までお問い合わせください。