医療心理学・行動医学に関するネットワーク

3月, 2008のアーカイブ

ホスピス・緩和ケア病棟への入院に関する意思決定に対する遺族の後悔尺度

火曜日, 3月 11th, 2008

概要

我が国におけるがん患者と家族は多くの場合、積極的治療を行わないという意思決定を行ったのちに,ホスピス・緩和ケア病棟に入院することになる。その意思決定は,病状の悪化や死を意識させるため,患者と家族にとっては困難を伴うことがある。そのため、その時期に必要なケアや望ましいコミュニケーションに関して、数多くの研究がなされた。しかし、その意思決定を後の遺族がどのように評価し、どのような感情を抱いているかについては,これまで検討されてこなかった.そこで、ホスピス・緩和ケア病棟への入院に関する意思決定に焦点を当て、簡便に遺族の後悔の程度を測定できる尺度を開発した。この尺度を用いて、遺族の後悔を測定することで、遺族の感情状態を測定できるだけでなく、過去の意思決定を評価できる点が特徴である。

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