医療心理学・行動医学に関するネットワーク

【学会報告】サイコオンコロジーのワークショップ(日本心理学会)に参加して

日本心理学会にて、7年目を迎えるサイコオンコロジーのワークショップ(心理士の役割と教育プログラムについて)に参加しました。企画者は、岩満優美先生(北里大学)と企画者平井啓先生(大阪大学)です。話題提供は、企画者のお二人と、小野久美子先生(群馬県立がんセンター)が担当され、指定討論者として、中里克治先生(東京福祉大学)がご登壇くださいました。濃密な対話が繰り広げられました。調査結果を交えつつ示していただけたことで、心理士の立場が非常に多様であることや、心理士は、「心理」をアピールしすぎずに、しかし、仕事ができることを伝えるという、パラドクスの中にいるということがよく理解できました。中里先生のコメントもすばらしかったと感じています。私は普段、「心理士の教育プログラム」について考えることがないのですが、昨日の対話を拝聴している限り、良い教育プログラムができると確信しています。となると、先生方のお話にたびたび出ていましたが、それをどこが実施するのか?ということが論点になるのかなと感じられました。大学か、学会か、有資格者の自主組織か…むずかしいところだと思います。その点において、平井先生が今後取り組まれるという一部学外開放型の授業などは、とても良い先進事例として注目されるだろうと感じています。今後の展開が非常に楽しみです。来年のワークショップも、今から楽しみにしています。企画・実施された先生方、おつかれさまでした。そして、ありがとうございました。

 (文責:荒井弘和)

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